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2005年10月6日
代表  佐藤 宏

 


今年の雪は多いのか、はたまた全く降らずにヤキモキしなければならないのか・・・・
この気持ちはスキーヤーの共通したものかも知れないですね。我がクラブもどうにか新しいシーズンを迎えることができそうです。いろんな理由でクラブを去っていった人たちがいたことは悲しいことですが、これでいろんなヤヤコシイことを忘れてスキーを楽しむことができそうです。
今年からは今までとは違って、金銭の面でもクリアーに運営していきたいと考えていますので、部員の皆さんの協力をお願いします。

シーズンを迎えるに当たって、今一度確認したいことがあります。いつも言っていることですが、「ニュートラル」についてです。カービング、スキッディングどちらのときも最も大切なことだと考えています。以前ある人に一から十まで懇切丁寧にニュートラルポジションに乗ることの大切さを教えたことがありました。私を知っている人からは「それだけ丁寧に教えるのなら相手は女の子だろう」と言われそうですが、まあ、イイじゃないですか。
その人がコッテリ練習をした後に曰く、「私はオヤジの省エネ滑りよりも、もっとスポーティな滑りがスキよ。」と。
それ以来、その人と話をする気にもなりませんが、このように考えている人は多いのでしょうか?
いつも言っているように、「ニュートラルポジション」に立っていればスキーは自由に動くということ、傾けることもできるし、回旋することもできる。最も抵抗が少なく板が動き、トップを使うこともテールを使うことも自由にできますね。
カービングをするとき、「ニュートラルポジション」から次の最大傾斜線へ身体を倒しこんでスキーを傾けていくことによって、スキーのトップ部分のエッジが食い込んでいくことになりますね。その先はスキー任せでも、カービングが始まるわけですが、もし身体が遅れていたら、その位置から「ニュートラルポジション」へ辿りつくまでの時間、遅れることになりますね?それだけ遅れてからエッジが食い込んでいくことになり、回転の始動がその分遅れることになることはわかると思います。
今、時速40Km/hの速さで滑っているとします。回転始動が1秒遅れるとスキーは11.1m進みます。0.5秒の遅れで5.55mの遅れですね。大回りで滑っているとき、時速はこんなものでしょう。皆さんが気持ち良く飛ばしている時、回転半径はどのくらいでしょう。そのとき5m回転始動が遅れるということはターン前半は弧がないということです。前圧が大きくなってスキーのトップの逃げ場所がなくなって雪面に食い込むとき、今の板は自然とカービングをはじめますが、それまではサイドカーブで滑っていることになりますね。要するに回転半径5mで滑っている人は最大傾斜線まで斜滑降をしていることになります。
だから、大回りであろうと小回りであろうとサイドカーブの大きい板のほうが楽と感じるのです。大回りだから大回りの板、小回りだから小回り用の板を用意している人がいますが、今の話でいくと、「どっちも同じ結果じゃないの?」、サイドカーブの差だけじゃないの?
本当に板の撓りを利用できているのか疑問です。メーカーの売り上げには貢献していると思いますが・・・
板を換えるよりも「ニュートラルポジション」からの前圧のかけ方を調整することで、回転弧を調整する必要があるのです。「ニュートラルポジション」からの身体の落とし方でいろんな回転弧が作れますし、もっと言えば、ずらすことも、切って行くことも自由自在にこなせます。
この自由度を求めてクラブでは「ニュートラルポジション」に立つ練習を多くしています。やってみて、どの位置が「ニュートラルポジション」かが解らずに見よう見まねでやっている人も多いと思います。でもそれでイイのではないですか。今年も「オヤジの省エネ滑り」を極めてGOOD POSITIONを手に入れましょう。これが守山スキークラブでしかできないことだと思っています。